<最終回>無理やり退院してステージに立った「父の遺言」
「おまえもな、自分の気持ちもええけど、人の気持ちを歌にしてみるのもええと思うよ」
病室に駆けつけると、体中に管をつながれた状態でベッドに横たわり、「危篤」と医師に告げられていた男が「来たんか」とごく普通に目を開いて言った。そして「俺な、看護師さんの歌をつくってんねん」など…
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