渡辺直美が語る<下> 料理も掃除も洗濯も毎回プロに“外注”
私は人の短所を見つけるのが早いんですけど、長所しか見ないで、その長所を盗むようにしています。たとえば(「平成ノブシコブシ」)吉村(崇)さんってスベり続けてもスベった後のひと言が面白かったり、誰よりも先にスベって突破口を開いて傷だらけになることで、周りの人が怖くなくなって楽しくなるという長所があるんです。
だから、ネットで一般の人も自由に発言できる時代になってますけど、「こいつのネタはつまらない」とか言っている人は恥ずかしいと思った方がいいなと。「(視聴者を)そういう感情にしていることもエンターテインメントなんだ」というのを分からず、踊らされているヤツら(笑い)。それも含めてメディアだと思いますから。
私にも「踊ってるだけじゃねえか」と言ってきたら、「最後までネタ見てくれたんだ」「思いをぶつけてくれてありがとう」と思います。批判を書いてる時点で、しっかりテレビが好きで、本当にエンタメが好きなんです。テレビのことを潰したくて「面白くない」と言ってるつもりかもしれないけど、それも“テレビ好き”の1票に入ってるんだよ、ということを忘れずに、もう一度つぶやいてごらんと思います。
今後はDJに挑戦してみたいですね。DJネームも考えていて、「DJ KARAAGE」。途中でアツアツのからあげを客席に投げて、お客さんがヤケドしてみんなから訴えられるというストーリーはできています。からあげは大好きですけど、そんな頻繁には食べませんよ。週5くらいですかね(笑い)。