SMAP解散はハワイで見物 キムタクが選んだ事務所幹部の道
解散発表から一夜明けた15日、木村拓哉は妻の工藤静香(46)と2人の娘を連れてハワイでバカンス中であることがわかった。香取慎吾らが解散の意思を示した今月10日の時点で木村はすでにハワイに滞在。図らずも木村には何の相談もないまま「解散」という重要事項が決まったことが露見してしまった。
この事実は木村と他のメンバーの埋めがたい溝を感じさせるに十分だが、ハワイにはジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長とその娘の藤島ジュリー景子副社長(50)も滞在しているという。木村は現地から「本当に無念です」「『解散』という本当に情けない結果になってしまいました」とコメントを発表していたが、なんのことはない、事務所の最高幹部と解散騒動で大騒ぎの日本の様子をハワイから“高みの見物”だったというわけだ。
これではどんなに言い繕ったところで裏切り者のそしりを甘んじて受け入れるしかないだろう。だが、「木村にも三分の理がある」というのは芸能ジャーナリストだ。
「振り返れば、ほかのメンバーともども飯島氏と独立するという木村の決断を覆したのはメリーさんです。メリーさんは木村の妻の工藤静香を呼んで木村を思いとどまらせるよう説得させたのです。静香にとってメリーさんはジャニーズタレントと結婚というタブーを認めてくれた大恩人。木村はグループで唯一の妻帯者で2人の子どもがいる。その生活を守らなければならないという家族への思いと、仲間との絆の間で揺れ、家族を取ったのです。田原俊彦であれ諸星和己であれ、どんなに人気者でもジャニーズから独立した途端に仕事を干されて生活すら立ち行かなくなる。そんな前例を見てきたことも大きかったようです」
独立騒動ではいち早く事務所残留を表明した功績で事務所幹部への道が約束されているキムタク。引き換えに失った仲間からの信頼だけは取り返しがつかないだろう。