SMAPの穴埋めに失敗し…史上最低“グダグダ紅白”の舞台裏
ガッキーこと新垣結衣の「恋ダンス」もステージで実現せず、審査員席でのパフォーマンス止まり。これについてもNHKの調整不足という見方がある。放送関係者が言う。
「本来ならば、新垣を中心に主要キャストがステージ上で歌い踊るという企画が持ち上がったのが当初のプラン。石田ゆり子らにも出演を打診していたようです。ところが星野源が『体調不良』を理由にレコ大を辞退していて、これにTBS幹部が『体調不良でも紅白にはでるのか』と不快感を示した。新垣サイドも放送が終わったドラマの企画に協力する義理はないという判断だったようで、結果、あの中途半端なステージとなった」
ポール・マッカートニーの録画でのサプライズ登場も、ポールがナマで歌うのが本来の企画だった。
「目玉なし紅白の目玉として、ポールやボブ・ディランに出演を持ち掛けているという話はある程度マスコミにも流れていました。しかしボブ・ディランは暖簾に腕押し、ポールサイドからは出演料として約5000万円という高額な数字を吹っかけられ、さすがにのめなかったという情報もある。それで頓挫しかけたところポールは今年来日公演を控えているため、その宣伝もあり“しゃべり”だけならとOKしたとか」(前出の放送関係者)
史上最低のグダグダ紅白。舞台裏もグダグダだった。