オペラ初台本の林真理子氏 作曲家からの過激要望明かす
「これが私の人生最後のオペラ作品になると思って書いています」
こう意気込むのは、作曲家の三枝成彰氏(74)。28日、同氏が満を持して取り組むオペラブッファ「狂おしき真夏の一日」(10月27~31日公演)の制作発表会見が行われたのだが、スタッフ陣の顔ぶれからして豪華であった。
たとえば、台本を担当するのは林真理子氏(62)。来年のNHK大河「西郷どん」の原作者でもあり、赤裸々なエッセーを多数執筆する売れっ子作家だが、オペラの台本は今回が初めて。オファー時、プライベートでも親交の深い三枝氏からは過激なリクエストがあったそうで……。
「とにかく『ゲイと裸とレズ』を出せと言われました。ですので、初っぱなからゲイが海パン一丁で登場するシーンを書きました。皆さまのド肝を抜くようなオペラになると思っております」
名作「フィガロの結婚」と「ばらの騎士」をオマージュした同舞台。オペラファンならずとも楽しめそうだ。