温かな家庭を希求し引退 堀北真希に芸能界復帰の可能性は

公開日: 更新日:

 堀北真希(28)が今年2月いっぱいで芸能界引退を表明したことを世間は衝撃をもって受け止めた。

 2015年に結婚した夫で俳優の山本耕史との間に第1子を出産したと発表したのが昨年12月。母となり、子育てをするなかでの決断で、「このあたたかで、かけがえのない幸せを全力で守っていきたいと思います。愛情いっぱいの家庭を築いていきたい」などと胸中を明かしている。

 2012年のNHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で全国区の女優となり、同年の紅白歌合戦では紅組司会を務めた。引退に際して、芸能人の最も大きな収入源である大手企業のCM出演も継続契約を断っていたというから、生半可にはできない決断だ。

 芸能界か、家庭か。自分にとって本当に大切なのはどちらかと考えたのは間違いないだろう。芸能界にいれば華やかなスポットライトが当たる人生を歩むことはできる。しかし、それで最後に何が残るのか。愛する子どもを抱いた時、内面から湧き上がる女の勘で家庭を選んだのだろう。

 堀北の場合、不幸な生い立ちもこの決断をするうえで影響しているようだ。女性誌によると「一家離散の過去」があり、幼少期は東京郊外の住宅街にポツンと立つ木造アパートでパート勤めの母親と妹ふたりと暮らし、父親が不在の環境で育ったという。温かな家庭への希求と、愛する子どもに自分と同じ思いをさせたくないという決意が想像できそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  4. 4

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  5. 5

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  1. 6

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  4. 9

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  5. 10

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…