広告価値は無限大 浅田真央が“オンナ松岡修造”になる日
フィギュアスケート競技選手からの引退を表明した浅田真央(26)の今後に注目が集まる中、広告関係者からは「第2の修造を目指すのでは」との見方が上がっている。修造とは元プロテニス選手で、キャスターにタレント、CMキャラクターなどで人気の松岡修造(49)である。
「女優、歌手だってあり得る」と、先に引退したフィギュアスケート男子トリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ氏が言えば、野球評論家の張本勲氏は「日本国民の中でこの人を嫌いな人はいないし、かわいいし、いい子」と言い、浅田の第二の船出にエールを送る。テレビ朝日の「報道ステーション」などからの出演オファーもあり、人気、知名度、好感度とも抜群の浅田の第二の人生は、国民的関心事になっているが、それが松岡と、どうつながるというのか。
■松岡修造は「日本の応援団長」
「広告業界の見方で言えば、浅田さんはある意味、価値が落ちたから引退した。そして今回の引退を価値を上げるきっかけにしなければならない。その意味で言うと、フィギュアのゲスト解説やスポーツ番組のコメンテーターは、イメージ通りで、広告価値という観点では大きなプラスには働かない。狙うべきは、スポーツに軸足を置きながらも、そこから少し離れた位置。スポーツファン以外にも幅広くアピールし、そして愛されることが広告価値のアップにつながっていくからです。