同じ人に2度…ボビー・オロゴンが語るTV出演のきっかけ
それをさんまさんが気に入ってくれて「セインのファニエスト外語学院・日本語学科」コーナーのレギュラーになってね。今もYouTubeにアップされてるけど、セインが先生、ボクやアドゴニーが生徒の役。ガードマンとかお化け屋敷のお化けとかいろんなことさせてもらったね。スタッフとも本当に仲が良くてファミリーみたいな雰囲気で楽しかったよ。
■明石家さんまのことは全然知らなかった
ただね、最初、さんまさんのことは全然知らなかったの。日本語がわからなくてそれまでテレビを見てなかったから。あとで聞いたら日本の芸能界のトップじゃない。そんな有名人に会えるなんて本当にビックリよ。
デビューして今年で16年経つけど、やっぱり最初にさんまさんに出会えたことが一番大きい。外国人はテレビにたくさん出てるけど、番組制作の人やましてや、さんまさんに気に入られる人は少ないし、ずっと出ていられる人ってホンの数えるほどでしょ。10人いて1年後に残れるのは1人いるかいないか。もっと少ないかもしれない。
それと何よりも最初に声をかけてくれたADさんとの出会いがなかったら、タレントはしてなかった。あの日たまたま渋谷を歩いてて、半年後にまた会った。その時にセインさんのコーナーが終わってたら、2回目に声をかけてもらえなかったね。
そのADさん、出世して今ではある制作会社の偉い人。まだね、ボクを使ってくれてるんだからうれしいよ。
人生って、本当に面白い。どこでラッキーなことに巡り合えるかもしれないから、出会いは大切にしたいと思うね。