メディアに出ずっぱり “東京相撲記者クラブ会友”って何?
横綱日馬富士(33)が29日、現役引退を決断し日本相撲協会に引退届を提出。福岡市内で師匠の伊勢ケ浜親方と引退会見を行い、自らの口で現役引退を発表したが、貴ノ岩(27)への暴力事件の全貌はいまだ解明されていない。
そんななか、日馬富士と貴ノ岩を巡る暴力事件で連日連夜、ワイドショーや情報番組に引っ張りダコなのが「東京相撲記者クラブ会友」の面々だ。新聞社やテレビ局にはそれぞれ担当記者がいるはずなのに、なぜか現役よりもキャラが立っている。一体何者なんだ?
サラリーマンでも会社を引退したOBらを社友といったりするが、東京相撲記者クラブ会友は同クラブに所属していた相撲担当記者OBを指す。ただし会友資格は、55歳以上でクラブに10年以上在籍という条件を満たす者のみ。
今回の報道特需でメディアに出ずっぱりの“会友五人衆”は07年の朝青龍八百長疑惑時にも活躍していた杉山邦博氏(87=元NHK)、山崎正氏(73=元テレ朝)、大隅潔氏(75=元スポニチ)、大見信昭氏(74=元夕刊フジ)、そして銅谷志朗氏(73=元テレ朝)といったお歴々である。