ローラは契約問題が泥沼化 芸能界“ご恩と奉公”の封建力学

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 モデルでタレントのローラ(27)と所属事務所との契約問題は、事務所側が公式ファンクラブの休止を発表すれば、すぐさまローラが新たなファンクラブ立ち上げの意向をツイッターで発表と、泥沼化している。

 伝えられたところによると、2020年までと結ばれた契約書には、有効期間終了後も事務所の了承がなければさらに10年間、自動更新されることになっていて、これは不当拘束に当たるとローラ側は主張。今年8月、事務所社長に契約終了を求める事前協議を申し入れた。

 ローラと事務所は、それぞれの弁護士を通じて話し合いを続けているようだが、すでに親族と新事務所を設立し、独立した認識でいるローラとそれを認めない事務所側との溝は埋まってはいないもよう。一体どうなっていくのか。芸能リポーターの城下尊之氏の見方はこうだ。

「ローラさんは約30ものCMスポンサーを持つ売れっ子です。CMはたいてい年契約で結ばれますので、契約更改となれば、企業は年間契約料を支払います。報道が事実とすれば、ローラさんの窓口は2つになったことになり、どちらもウチの所属と主張した場合、どちらに支払ったらいいのか迷うことになってしまう。新たに契約を結ぶとしても、今のままではひとまず満了とする企業が出てくる可能性は少なくないでしょう。これはローラさんにとっても事務所にとっても、いい話とはいえないでしょう」

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