有村藍里は自虐ネタに…妹の七光りで輝く姉のしたたかさ
また、人気者の妹の存在によって家族の対応すら変わってくる悲哀もあるようだ。上野樹里(31)の姉であるシンガー・ソングライターの上野まな(35)はバラエティー番組で、「(親の接し方が)妹が里帰りする時と私が里帰りする時は、絶対に違う」と語っていた。もっとも、まなは樹里のブレーク後、歌手なのにちゃっかりグラビアデビューして“便乗”した。
■「残念な方の姉です」と自己紹介
妹へのコンプレックスをあけすけに語り、堂々と利用しているのが有村架純(25)の姉の有村藍里(27)だ。
「2017年に放送されたNHK朝ドラ『ひよっこ』のヒロインに抜擢された架純にあやかって、藍里はこの年に芸名を『新井ゆうこ』から本名に戻しました。また、テレビで“残念な方の姉です”と自己紹介したり、“妹に近寄りたいから仲良くしてくれているのかな?”と、自虐ネタを披露しています。ここまで妹をダシに使えば、気持ちいいくらいですよ」(芸能ジャーナリストの浅見麟氏)
優秀な妹と比べ続けられる姉の苦しさは、当事者でなければ分からないだろう。だが、芸能界を生き抜くには、“妹の七光”さえ利用するくらいのたくましさが必要なのかもしれない。