荻野目洋子&DA PUMP復活 芸能プロの多角化と生き残り戦略
「面白いね。もうこのまま紅白とか出ればいいのにね」
とタレント有吉弘行(44)は言った。90年代後半から00年代前半にかけ、多数のヒット曲を飛ばしながら、人気が低迷していたダンスグループ「DA PUMP」。唯一のオリジナルメンバーで、このほど結婚を発表したISSA(39)は全国のショッピングモールを回るツアーを行うなどして、新曲「U.S.A.」のヒットにつなげた。毒舌で知られる有吉だが、この復活劇には「すごいね。根性があるね。普通てんぐになっちゃって、そんなんできないよってやめるよね。すごいなって思った」と手放しで称賛していた。
DA PUMPは、昨年から再ブレーク中の荻野目洋子と同じライジングプロ所属である。平哲夫社長は安室奈美恵の芸能界での育ての親として知られ、プロデューサー小室哲哉氏とマッチングさせてミリオンヒットを連発させた。
脱税で平社長が逮捕されるなどした際は倒産の噂も業界に流れたが、ISSAや荻野目、観月ありさら長く所属しているベテラン組は健在のうえ、インターネットや不動産などへの多角的な事業展開で踏ん張っていることで話題だ。