BBQに出かけた飯尾チームは…「だって夏だから師匠<下>」
「どうした? この量」
そう問いかけると、リュックパンパン友人は、その年の夏の太陽よりまぶしい笑顔で「醤油貸してくださ~い(ハート)、だよ!」「ウオーーーッ」(一同)。
ところが、澄んだ川辺に到着すると見渡す限りキャッキャッと水遊びをする子供たち。8割はファミリーグループで、残り2割はもう形のできている男女グループだったのです。
「やっぱ、女子グループは昼過ぎから来るんじゃないかな。出かけに時間がかかるし」なんて、母親や姉や妹たちの身内データをもって鼓舞しながら待ちわびた9時間後――。飯尾フレンズは男だらけで線香花火。5人でちっちゃくなってチリチリ、チリチリ。“最後まで炎が残った人がクリスマスには彼女ができる大会”を開催し、静かにその年の夏を締めくくったのでした……。
皆さん、良い夏を! あ、ちなみに奥多摩の帰り道は大量の調味料で心も身も重かった、夏。