衝撃の発毛剤CM 草彅剛の“捨て身っぷり”が称賛されるワケ
■印象評論家も出演は「正解」
実は草彅がスカルプDのCMに出るのは、今回が4回目。初めて出演した2010年はスタイリング剤のCMに出演し、2、3回目は元SMAPの中居正広とシャンプーのCMで共演した。
もちろん、商売上の戦略もある。アートネイチャーはTOKIOの城島茂を、3月からハイブリッド増毛法「マープ リボーン(MRP REBORN)」のイメージキャラクターに起用した。“城島効果”はてきめんで、増毛の利用者が急増し、問い合わせが殺到しているという。
芸能ジャーナリストの芋澤貞雄氏が言う。
「解散したとはいえ元SMAPのメンバーはいまだに根強い人気があります。城島の例もあるし、スポンサーとしては好感度の高い草彅を起用すれば、商品が売れると判断したのでしょう。もっとも、草彅にもメリットはあります。若手アイドルは別として、今どき、中年の芸能人が薄毛を“カミングアウト”するのはダメージにならない。好感度が高ければなおさらで、むしろ共感を呼ぶかもしれない。しかも、養毛・発毛関連のCMは“リスク”を考慮して通常の出演料金の1・5倍が相場といわれています。おいしい仕事なんです」