高橋克典「不惑のスクラム」は中高年が泣ける感動のドラマ
不惑の40代で「只野仁」を演じた高橋も、天命を知る50代に。円熟味を増してきた。「我々現場のおじさんたちも頑張っております。これぞ不惑のスクラム! 最後まで頑張ります」と、ブログで熱くコメントしている。
「原作者の安藤氏は、実在する不惑のラグビーチーム『ムテッポーズ』に2年間潜入し、練習や遠征、試合後の飲み会などを通じて、おじさんラガーマンの世界を体感したようです。熱く生きるおじさんの姿は、きっと感動すると思いますよ」(亀井徳明氏)
アメフトに始まり、ボクシング、レスリング、体操……スポーツ界の根深い問題が世間をざわつかせているが、おじさんたちのラグビーチームの物語なら、安心して感情移入できそうだ。「ぎぼむす」にも「グッドク」にも乗り遅れ、泣きそびれたおじさんは、かつての"金太郎"から熱さをもらってみては。