尊敬するJBを深化させた“マント・ショー”で客席盛り上げる
ロック界広しといえども、庶民レベルのくだけたユーモアを持ち合わせるカリスマは、唯一無二だろう。
「晩年、イリュージョンをステージに取り入れたいとアイデアを出し、08年4月27日、『アラバキ・ロックフェスティバル』で披露した。マント・ショーの最中、マントを剥ぐと、ひざまずいていた清志郎の姿がどこにもない……騒然とするファンを前に、舞台袖から笑顔で登場! という大掛かりな演出。マント・ショーのアップグレードバージョンが誕生しました」
この1年後に旅立った清志郎。イリュージョンのごとく再びステージに立って欲しいと、ファンの願いは尽きないに違いない。