後藤久美子「男はつらいよ」新作に…女優復帰の裏の“母心”
「満男が東京駅のホームまで見送りに来て、思い余って同じ新幹線に飛び乗ってしまうシーンでは、驚き戸惑いつつも笑顔になって受け入れる女心をごく自然に演じた。徳永英明さんの恋歌と相まって、女優ゴクミの最高の表情が映っています」と振り返る。
50作目となる新作での役どころも、この泉。オランダに渡りUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)で働きつつ、結婚し、2児の母となって帰国。小説家になった満男と再会するストーリーだそうだ。一部メディアでは、後藤の知人の話として、「日本で撮影するドラマや映画出演をOKするとは今も信じがたい」とのコメントを掲載。これまで「仕事は専業主婦の範囲で」と家族ファーストを貫き、どんなにやりたい仕事でもオファーに応じることはなかったからだというのだ。
「男はつらいよ」のマドンナに抜擢された当初、15歳だった後藤も2男1女の母親。日本では、長女のエレナ・アレジ・後藤(21)が芸能界入り。前出の担当記者は「このエレナの存在も女優復帰を決めた背景にあるのでは」とし、こう続けた。
「ゴクミはモデルやタレントとして活動がしたいというエレナの希望を聞いて、日本では自分と同じオスカープロに所属させたり、いろいろプロデュースしてます。しかしながら、思うようにはブレークしていない。ならば近くで見守って側面支援したい気持ちがあるのだと思います」