19年ぶり主演 常盤貴子に「米法廷ドラマリメーク」の不安
そんな主演女優への期待が高まる一方で懸念の声も……。もっか、米国の法廷ドラマを焼き直した月9ドラマ「SUITS/スーツ」(フジテレビ系)が放送中だが、コラムニストの今井舞氏は「だからこそ心配でならない」とため息交じりにこう続ける。
「『スーツ』を見ても分かるように海外の法廷ドラマのリメークはとても難しい。案件の内容、裁判の流れ、賠償金額などどれをとっても日本とは比較にならない規模だからです。法廷のシーンも丁々発止のやりとりやどんでん返しがあり、目が離せない展開がつくり出せるが、日本の法廷は書面や予定調和のやりとりがせいぜい。日本を舞台に日本人が演じること自体、無理があるのです。しかも有料放送で放映されていた『スーツ』以上に、NHKで放送されていた『グッド・ワイフ』の方が原作を見たことのある人は多いはず。一抹の不安を覚えますね」
夫の不祥事が原因で、16年ぶりに主婦から弁護士に復帰する役に挑む常盤。織田裕二の「スーツ」以上にハードルは高いが、乗り越えられるか。