浜崎あゆみファン落胆 FNS歌謡祭で宇多田ソング歌唱の悲哀
“平成の歌姫”浜崎あゆみ(40)が5日放送の「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)で宇多田ヒカル(35)の「Movin’on without you」を歌う。
これについて浜崎のファンは落胆を隠しきれない様子で、ネット上では「デビュー20周年なのだから自分の曲を歌って欲しかった」「ヒットメドレーがよかった」と惜しむ声であふれ返っている。
音楽ジャーナリストの渡邉裕二氏が言う。
「浜崎が自分の曲を歌わないのは、セルフプロデュースの一環だと思います。宇多田と浜崎はデビュー時から音楽シーンを席巻し、よく比較されていました。浜崎は過去の人と思われている節があります。宇多田の持ち歌を歌うことで、『当時は私だって凄かったんだぞ』と世間にアピールしたいのでしょう」
浜崎の人気凋落が顕著になったのは5、6年前から。所属事務所開催の「a―nation」では今も大トリを務めているが、2012年ごろから空席が目立ち始めたという。14年10月発売の「Terminal」の初週売り上げは2889枚でオリコン24位。この年は15年連続で出場していた紅白を“卒業”し、それ以降出番はない。