視聴率以上に評価高い「3年A組」と「はじこい」の“共通点”
「次回が待ち遠しくて、録画したものを3回は見る」ほどハマる人や、中には「おっさんでもキュン死するドラマ」なんて推定40代男性の書き込みも。
この視聴率以上に話題になっている「3A」と「はじこい」には“共通点”があると、テレビコラムニストの亀井徳明氏がこう言う。
「“はじこい”は一部否定的な意見がありながら、展開予想や肯定的な意見が多いのも“3A”と似た形です。視聴率こそ2ケタに届きませんが、制作者側は手応えを感じているはず。現在主流になっている“1話完結の事件モノ”とは違うジャンルのドラマがネット上で話題になることは、テレビ業界全体にとっても好影響でしょう」
確かにストーリー展開や登場するキャラクターについて、放送翌日、友人や同僚などと語り合えるのは、連続ドラマ本来の醍醐味だ。
「今はそれにネットでの意見交換も加わります。テレビ離れと言われる若い世代にも刺さる連ドラがあるのは、テレビ局やスポンサーにとって、いい刺激になると思います。視聴率を手堅く稼ぐには1話完結型の方が有利ですが、視聴者をより熱くさせるのは連続モノです」(亀井徳明氏)
「はじこい」も数字がついてくるようになれば、今後、毎週の展開が楽しみになる連ドラが増えるかも?