退位・即位式で「令和」特需 テレビ各局“高視聴率”大作戦
一方、 TBSとフジテレビは――。
「TBSは元テレ朝の小川彩佳アナと安住紳一郎をメインに番組を展開する。初のタッグに局内からは賛否両論が出ているようだ。フジはタモリと加藤綾子をメインに据え報道色よりもバラエティー色が強い番組構成を柱にする。この大バクチがどのような結果を出すのか」(制作会社プロデューサー)
■平均視聴率は軒並み3~4倍!
NHKや民放各局が「令和特番」に力を注ぐのも当然だろう。4月1日、新元号発表の瞬間を放送した各テレビ局のニュース特番(午前11時~11時57分)の平均視聴率は軒並み3~4倍の数字を叩き出しているのだ。
「NHKの昼のニュース番組が19.3%。『news every.特別版』(日テレ)が6.3%。『大下容子ワイド!スクランブル第1部』(テレ朝)が5%。『FNN特報 列島縦断LIVE!ようこそ新元号SP』(フジ)が4.4%。『JNN報道特別番組・新元号発表へ』(TBS)が4.3%だったんです」(編成関係者)
一生に一度見ることができるかという退位・即位式。生中継となればテレビの前に釘付けにならずにはいられない。