なすびさんの不屈の精神力「今は電波少年に感謝の気持ち」
「アパートに軟禁され、さまざまな懸賞にハガキ応募し、賞品総額が100万円になったら解放されるという企画でした。深夜帯の放送だったのに視聴率が30%を超えることもあって、韓国編を追加。トータルで1年3カ月にもなりました」
プロデューサーから渡されたのは、大量のハガキと筆記用具、乾パンだけ。パンツもシャツも脱がされ、スッポンポンで生活がスタートした。
■独りハガキを書き続ける極限状態でついた精神力
「最初はタオルがないので、シャワーを浴びた後は水浴び後の犬がやるように体を振り、エアコンの風で水滴を飛ばしてました。もちろん、布団もなかった(笑い)」
食料が尽きた時は、ドッグフードも食べた。
「味? レトルトはあまり味がせず、ドライは変なビスケットみたいな感じ(笑い)」
父は警官。「勘当されてもおかしくない」と覚悟した。
「もう二度とやりません。でも、独りでひたすらハガキを書き続けるという極限状態を耐え、不屈の精神力がつきました」