大健闘「白い巨塔」主演の岡田准一に感じた“違和感”の正体
ちなみに元祖「白い巨塔」田宮二郎は180センチで、時代を考慮すればかなり大柄だった。銀幕時代のスターの条件はまず背が高いことだった。
岡田の場合、小さく見えないように全身のカットを減らしたり、周りに大きい俳優を立たせないようにしたり、現場は大変だったかもしれない。 しかし、本格俳優まっしぐらの岡田はルックスよし、演技力もある。例えるなら名優アル・パチーノ(79)のようなタイプを目指すべきか。アル・パチーノは170センチとあるが、そんなにないと思う。
(作家・松野大介)