AAA浦田直也の謝罪会見騒動に見る 誤爆“炎上”予防の基本
では、どうすればいいのか。
まずは単純にSNSなどのネットの利用を、知人や宣伝など最低限にとどめることだ。芸能人やアーティストがネットを通じてファンや支持者と交流するのは、文字どおり、あくまでバーチャルなものだから、そもそも炎上の燃料となりやすい本音の部分をさらす必要はない。また、公私で複数の端末を使い分けるのは、誤爆予防の基本である。
それでは物足りない、ネットを利用して知名度を上げ、新しいファンを獲得したいとなれば、炎上した時の対応手順や役割分担のマニュアルをしっかりとつくって、確実に共有しておくことだ。下手な言い訳はしないなどと決め込んでおき、普段のSNSでは自然体を演じ、本音は封印する。
空々しい“プロレス”ではあるが、炎上はしたくないとなれば仕方のないことだ。炎上商法でリターンを得るのはバクチのようなもの。無理に手を出すことはない。 (おわり)