TBSの“朝の顔”になる 立川志らくに元気がないのはナゼ?
「帯の情報番組にかかるコストはどこもあまり変わらず、大きく差がつくのはMCのギャラ」(広告代理店関係者)
国分&真矢から志らくへの交代はコストダウンにはなるだろう。が、志らくに“朝の顔”というイメージはない。視聴者がついてくるかだが、「それでもいいと思います」と話すのはテレビコラムニストの亀井徳明氏だ。
「これ以上、大きく数字を落とすことはないでしょうし、朝でも毒や本音はあっていい。何より重要なのは、出演者にかけるコストより、丁寧な番組作りにコストを使っていることが分かるような変化です。それが視聴者に伝われば、時間はかかるかもしれませんが、視聴率はそのうちついてくるでしょう」と亀井氏はエールを送るが、「でも、ちょっと気になることが」とこう続ける。
「志らくさんは現在、同局系の情報番組『ひるおび!』(月~金曜朝10時25分~)の午前中にコメンテーターとして出演していますが、最近、おとなしく見えるんです。新番組に気を使っているのか、炎上覚悟というような思い切りが少なくなったように感じます。この情報を志らくさんなら、どうぶった切ってくれるんだろうというワクワク感こそがMC起用の理由のはず。ベテランの志らくさんに限ってプレッシャーを感じているとは思えませんが、番組が始まる前からトーンダウンしているようでは、忖度のない発言ができるような環境が用意されているのか心配になります」
ま、忖度する志らくなんて、誰も求めちゃいない。毒舌落語家が朝から視聴者を“グッと”させるには、どれだけ振り切って“毒”をさらけ出せるかにかかっている?