「FNS歌謡祭」で“声の差”が 薬師丸ひろ子と中山美穂の明暗
「『メイン・テーマ』は物語性のある歌詞なのですが、薬師丸さんが歌いだすと、その世界観がパァッと目の前に広がってくるようでした。伸びやかで透明感ある声と、抜群の表現力は多くの視聴者に感動を与えたようです」(芸能ライターのエリザベス松本氏)
薬師丸が絶賛される一方で、割を食ってしまった人も。薬師丸の前に、持ち歌である「色・ホワイトブレンド」を歌った女優の中山美穂(49)である。
「声が出ていなかった中山さんに、視聴者は〈ボイトレしてから来てほしかった>などと手厳しいコメントを多く残しています。その後の薬師丸さんが素晴らしかっただけに、比べてしまう人が続出したんです。ずっと歌い続けている薬師丸さんと、長年歌を休んでいた中山さんを比べるのは、さすがに酷な話だと思いますが……」(エリザベス松本氏)
中山はデビュー35周年イヤーを迎えるに当たり、今年6月から本格的に音楽活動を再開。来年3月にはソロコンサートも開催予定である。
そのため歌番組にも積極的に出演しており、FNS歌謡祭の他に、7日放送のNHK「SONGS」にも出演。自身のヒット曲である「色・ホワイトブレンド」「You’reMyOnlyShinin’Star」、そして、20年ぶりの新曲「時計草」の3曲を披露した。