NHK紅白の低視聴率は想定内 令和は多様化路線に大転換
■「桃組」結成も
紅組の大トリ、MISIAもまた、LGBTQの象徴・レインボーフラッグを背に、ドラァグクイーンらがダンサーやコーラスで登場。紅白入り乱れてまるで“桃組”と化したステージになり、もはや男女対抗という紅白ルールは完全に形骸化してしまった。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。
「NHK自ら紅白対決というルールを覆したかのよう。氷川さんの自分らしさを採用するという時代を読んだ企画力は称賛に値すると思います。また氷川さんとMISIAさん2人の圧倒的な歌唱力が説得力となり、視聴者は拒否反応どころか高評価。未来が期待できる展開でした」
特別出演ばかりが増えすぎて本来の歌合戦の体も崩壊。紅白復活の起死回生策は、ダイバーシティー路線への思い切った転換かもしれない。
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