会見で力量不足を露呈…東出昌大は“汚れ役”に転向できるか

公開日: 更新日:

 あの姿を見た芸能関係者も、「東出はこれから本当に役者としてやっていけるのか」と疑問に思ったはずだ。2億円とも3億円ともいわれるCM違約金について東出は、「何年かかっても返します。もちろん役者として」と周囲に話しているそうだが、今後、自らの役者としての将来像をまともに描けているのだろうか。

 はっきりと言えるのは、今後は、「ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~」(テレビ朝日系)の検事役みたいなイケメンで正義感溢れる役柄、恋愛ドラマの主人公などは難しいということだ。「正義」「誠実」「爽やか」などのイメージとかけ離れた騒動の渦中に自ら身を投じてしまったためだ。

 必然的に主人公を引き立たせる性格俳優や汚れ役という役どころに絞られてくるが、関係者たちの見方は総じて悲観的だ。

田中哲司小日向文世と同程度のスキルが求められる

「性格俳優と簡単に言いますが、これで稼ぐには高いスキルが要求されます。田中哲司さんや小日向文世さんのレベルに達しないと定期的にお呼びがかからないということです。汚れ役を演じるにしても、東出さんは皮肉なことにルックスが良すぎます。どちらに進むにせよ、長い下積み経験と勘所、学習能力が要求されます。ただ、あの囲み取材程度でオロオロして醜態をさらしてしまった東出さんがこれからいくら努力したとしても、難しい役どころがこなせるようになるとはとても思えません。芸能界は決して甘い世界ではありませんよ」(あるベテランマネージャー)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された