Cocomiデビューも炎上 キムタク参画ではじく静香の皮算用

公開日: 更新日:

 一方のCocomiは、これまでメディアに出ることはなく、11歳からフルート一筋の生活を送り、4年前あたりから音楽賞を受賞するようになった。妹とは違う道を歩むものだと誰もが思っていたのに、ここまでデビューの仕方が妹と酷似すると、世間から拒否反応が出るのも致し方あるまい。

■なぜこのタイミング?

 それにしても不可解なのは静香の戦略だろう。過去Koki,の報道に対するネットの反応で、Cocomiへの批判も十分予想できただろうに、なぜ、このタイミングでデビューなのかも気になる。

「長女が高校を卒業する機にということで、新型コロナ騒動が始まるずっと前に決まっていたのかもしれませんが、戦略が当たったかどうかは微妙ですね。確かに『VOGUE』のモデルや『ディオール』のアンバサダーは女性の憧れかもしれませんが、世相を読み間違えた感があります。女子高生の間でハイブランド商品のレンタルが流行っていますが、バブル期でもない今、日本でハイブランドの商品を買えるのは本当に自由にお金を使えるハイソな人たちです。そういう人たちは大人になりきれず背伸びしている、いわゆる“小娘”がブランドイメージを背負うのを嫌う傾向にあります。幅広く支持されることを考えたら、ユニクロや無印良品などのファストファッションの方が姉妹の等身大のイメージだったんじゃないでしょうか。ただ、静香さんなりの秘策があるのかもしれません。それにしてもタイミングは最悪だったと思います」(芸能ジャーナリスト・佐々木博之氏)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された