Cocomiデビューも炎上 キムタク参画ではじく静香の皮算用
一方のCocomiは、これまでメディアに出ることはなく、11歳からフルート一筋の生活を送り、4年前あたりから音楽賞を受賞するようになった。妹とは違う道を歩むものだと誰もが思っていたのに、ここまでデビューの仕方が妹と酷似すると、世間から拒否反応が出るのも致し方あるまい。
■なぜこのタイミング?
それにしても不可解なのは静香の戦略だろう。過去Koki,の報道に対するネットの反応で、Cocomiへの批判も十分予想できただろうに、なぜ、このタイミングでデビューなのかも気になる。
「長女が高校を卒業する機にということで、新型コロナ騒動が始まるずっと前に決まっていたのかもしれませんが、戦略が当たったかどうかは微妙ですね。確かに『VOGUE』のモデルや『ディオール』のアンバサダーは女性の憧れかもしれませんが、世相を読み間違えた感があります。女子高生の間でハイブランド商品のレンタルが流行っていますが、バブル期でもない今、日本でハイブランドの商品を買えるのは本当に自由にお金を使えるハイソな人たちです。そういう人たちは大人になりきれず背伸びしている、いわゆる“小娘”がブランドイメージを背負うのを嫌う傾向にあります。幅広く支持されることを考えたら、ユニクロや無印良品などのファストファッションの方が姉妹の等身大のイメージだったんじゃないでしょうか。ただ、静香さんなりの秘策があるのかもしれません。それにしてもタイミングは最悪だったと思います」(芸能ジャーナリスト・佐々木博之氏)