「ハケン」は失速?「BG」は木村拓哉の“おっさん”徹底が吉
17日放送の篠原涼子(46)主演「ハケンの品格」(日本テレビ=水曜夜10時)に続き、18日には木村拓哉(47)主演「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日=木曜夜9時)と、本来“4月期”の連続ドラマがようやく始まった。
視聴率は「ハケン」が14.2%、「BG」が17.0%と、いずれも上々のスタート(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
「さまざまな制約はありますが、ようやく撮影が再開して放送開始に踏み切れたこの2番組の好発進は、これから始まる新ドラマの関係者にとっても朗報でした」(キー局関係者)
新型コロナ禍のあおりで、GP帯の連続ドラマ枠が“苦肉の策”で流している再放送が2ケタの視聴率を稼ぎ、新たな視聴者も獲得している中で、新作がそれを上回らなければならないのは当然だろう。
「初回は〈とりあえず見てみる〉というご祝儀的な数字を出すのは、コロナ前でも同じです。再放送で過去の名作に触れる機会が増えた視聴者が、どんな判断を下すのかは第2話の視聴率が示しますから、今後の数字こそが大事」(テレビ誌編集者)