「ハケン」は失速?「BG」は木村拓哉の“おっさん”徹底が吉
「ハケン」第1話で篠原が見せた、チェーンソーでドアをぶった切って蹴破る姿もかっこよかったが、キャラ設定は13年前のままだ。
そんな変わらぬ篠原に喝采するもよし、“おっさん”に変わったキムタクに喝采するもよし。
「『BG』は主人公が木村さんじゃなくても、いや、むしろ、そうじゃない方がいいんじゃないかと思えるほど“キムタク臭”が薄い。昭和の大スター石原裕次郎も、かつて『太陽にほえろ』のボス役で“おっさん”に徹していた。動と静の差こそあれ、その“立ち位置”には通じるものを感じますね」(前出のテレビ誌編集者)
いずれにせよ、新作が楽しめるようになったのは、視聴者にとっても一歩前進だ。ところで“半沢”はまだ?