今田美桜は“福岡NO.1”から日本一へ CM女王広瀬すずに肉薄
その後もドラマ出演や写真集のリリースは続き、まさに順風満帆。今回のCMランキングでも、銀行、住宅、アパレル、生命保険、ヘアケア製品などに幅広く出演し、トップとわずか1社差の2位につけた。出演したCMの中では、80年代の歌謡番組のパロディー風に“聖子ちゃんカット”で「タマホーム」のテーマを歌うCMも話題となった。アイドル評論家の北川昌弘氏は、躍進の秘密についてこう語る。
■武器は「女子力」 石原さとみに近いポジション
「同世代の女性ウケは非常にいいと思います。ハッキリした目鼻立ちといい、今っぽくて、清潔で都会的なイメージがあります。決してピュアで素朴で可愛くて……というタイプではない。かといって、身長も高すぎず(157センチ)、いかにもモデルといったイメージもない。それでいて“女子力”が高い印象。つまり一般の若い女性が『あんな感じになりたい』と身近な憧れの存在として感じられるんです。一時期の石原さとみに近いポジションでしょうか」
北川氏はドラマ「半沢直樹」(TBS系)で演じた証券会社の社員役が印象的だったという。
「グラビアなどで男性人気は十分に獲得していましたが、演技もなかなか達者だと思いました。今後もコンスタントにドラマや映画の出演が続くと思います」(北川氏)
“夢や希望がまったくなかった”「福岡一可愛い女の子」が、ついに「日本一」に王手をかけた。