東出昌大&唐田えりか 廃業危機払拭→地上波復帰のシナリオ

公開日: 更新日:

唐田えりかは清純派を脱皮

 もっとも、唐田えりかの周辺もここにきてにわかに騒がしくなっている。来年春以降、日テレグループのHulu配信の限定ドラマで復帰すると一部で報じられた。

不倫騒動のインパクトがあまりにも大きいと考えたフラームは、地上波での早期復帰は難しいと判断。今年春くらいからは配信に照準を定めてプロモーションを展開していました。そこには事務所の『唐田のような逸材をこのまま引退させるのは忍びない』という強い思いがあったからといわれています。Huluでしっかりと実績を残せば、映画や舞台はもちろん、地上波復帰の道も開けると事務所は考えているようです」(テレビ関係者)

 すでに唐田の元にはHulu出演に向けて複数の台本が届いているようで、落としどころは「清純派からの脱皮」というテーマになりそうだという。

 さらに唐田の背中を優しく押しているのが、今月7日にamazonで映画「寝ても覚めても」の配信がスタートしたことだ。東出と共演し、不倫の泥沼にハマったいわくつきの映画だが、視聴者からは〈もう一度、唐田のあの笑顔が見たい〉〈絶対に引退だけはしないで!〉といった声が各方面に寄せられているという。

 唐田本人も騒動がきっかけとなり、その心境には微妙な変化が生まれているようで、「もっと大人の役に挑戦してみたい」とスタッフに漏らしているとも伝えられる。

 一時は引退、廃業も噂された唐田だが、来年春以降に成熟した大人の女優として戻ってくることは間違いなさそうだ。

(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

  3. 3
    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

  4. 4
    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  1. 6
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

  2. 7
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  3. 8
    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

  4. 9
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  5. 10
    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ

    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ