関ジャニ大倉が濃厚演技 ジャニーズ“脱アイドル化”の兆し
大倉はこれまでにいくつかの映画やドラマに出演しているが、“役者”のイメージはそれほど強くなかった。
「ただ、関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞クロニクルF』で演じているオタク気質の会社員のコントは印象に残ってました。間合いが抜群なんですよね。笑わせる芝居は、泣かせる芝居よりも難しい。それが上手な大倉さんは、演技の勘がいい方なんだろうと思います。役者としての今後が楽しみになりました」(エリザベス松本氏)
前出のテレビ誌ライターは「観客がまばら」と心配していたが、それも杞憂に終わったようだ。同作は9月13日までの3日間で観客動員10万人超え。すでに文句ないヒット作品となっており、各映画サイトの映画レビューもかなりの高得点だ。
「事務所を辞めるタレントが後を絶たないジャニーズ。20日には少年隊の植草克秀と錦織一清も年内での退所を発表しました。ジャニーさんが亡くなってからというもの、明らかにこれまでと何かが変わってきている。所属タレントはファンにとっての“夢の王子様”であることが絶対で、濃厚なラブシーンはご法度でしたが、今回の大倉を皮切りに、今後はそんな鉄則とかタブーもなくなってくるかもしれませんね」(芸能プロ関係者)
夢の王子様から、もっとリアルな演技のできる俳優へ。大倉の後に続けるジャニーズタレントはいるのだろうか。