濡れ場、脱ぎ場の調整係だ? なんとも疎ましい職種が登場
困った時代になった。女優の扱いが酷なハリウッドでは、昨年の女優のセクハラ告発でなおさらこの職が増えて団体まであるとか。ケーブルTVのHBOは、今後すべてのセックス場面は“インティマシー”の立ち会いの下で行うと宣言したとか。そのうち、日本の映画現場でも、滑舌もロクにできないが売れ筋の女優さまが「性技お目付け役」を同行させ、監督にイチャモンをつけさせるかもだ。そんなやつに横からあれこれ言ってもらわないと、“バサ”(乱れる場面)に挑めないような女優など、こっちは元から選ばないだろうが。
昔、「犬死にせしもの」で、新人の今井美樹嬢を丸裸にさせたり、船上で尻をまくって海にオシッコさせたり、キスを何十回と連続でテークしたりした。彼女は耐えに耐えて夢中で演じた。熱い時代だった。今はキスも嫌う女優もどきがいる。ご清潔なものだ。ところで、年末公開になる我が新作「無頼」には、おかしい“バサ”が登場する。女優君の熱演、ぜひ、見てあげてほしいな。