「6000万円のローン地獄」は本当!それも欠陥住宅なんです
「実は内間企画第2弾を考えてるんですよ。スリム内間、家を買う! どうでしょう?」
え!? その時の僕は、アルコールと褒メラレールで酔ってしまって判断不能だったので持ち帰ることにしました。
冷静になって考えてみると、僕の座右の銘の「他力本願」と「流れ重視」という言葉が頭をよぎりました。よし! ならば!
こうして企画がスタートしたのはいいのですが、期間が3カ月間しかない。急がねば。しかし番組が用意した物件はどれも面白物件ばかり。例えば6坪の狭小住宅や100坪の超広大物件。気に入った物件があっても都内まで2時間。不安が続く中、ようやく今住んでる物件と出合いました。3LDKで都内という最高の物件! と思っていました。ところが住んでみると欠陥住宅。端的に言うと断熱材が少なくて寒い。8月くらいから底冷えが始まります。一瞬、ここは屋外なのか? と思うこともしばしば。僕は心の底から暖冬を願っています。あと湿気が酷い。ある部屋に白カビが大量発生します。手に負えません。
今では発想の転換で白カビを粉雪と呼び、風情を楽しもうと。最後の悪あがきで除湿機をガンガン回してますが間に合わず、短時間で大量の水がたまります。それを眺めながら、これをどうにか商品化できないかとも考えています。