わが家に巨匠カメラマン来たる…俺がやらかした大失策
「そーいえば、途中から立木先生、急に無口になったような……いやいやそんなことない、あれは撮影に集中し出したからで……いや、明らかに態度が急変したような気がするし……」といまさら頭を悩ませてもどーにもならないのはわかっているのに、冷や汗タラタラ呼吸はゼイゼイ……。
さ、その俺の大失策ですが、実は撮影をしたリビングの横、かなり目立つところに先日お亡くなりになったプロ野球の400勝投手の金田正一氏と俺のツーショットの大きめの額入り写真が置いてあったのです(実は仕事の関係で前日引っ張り出してきたのです)。それだけなら「あの金田さんとツーショット、いい写真じゃない!!」で終わるのでしょうが、その写真の隅にひとつの直筆サインが……「篠山紀信」と書かれているのです……。
絶対に写真界の大物2人、ライバル関係? いや仲が悪いに決まっているよー!! もしそーだったら超嫌がらせ以外のなにものでもないし~(汗)。文芸春秋が発売されて、わが愛猫が仕返しの化け猫に修正されていないか? ただ、そうでないことを今は願うのみです……。 (つづく)