サンドウィッチマン快進撃とまらず 背景に仰天の同業人気

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 サンドの同業人気の訳は、とにかく偉ぶらず、駆け出しでもベテランでもまったく分け隔てなく接することの他に、もう一つ理由があるという。

「彼らは周囲に仕事のチャンスを与えるんですよ。くすぶってる若手にチャンスを与えようとテレビ局に掛け合ってくれたりするんです。驚くのは所属するグレープカンパニーに紐づいた若手芸人だけではなく、吉本興業やワタナベなどの若手にも、事務所の垣根を越えてチャンスを与えようとする」(前出の制作関係者)

 東北から上京し、売れるまでに超極貧生活を送っていた彼らの経験が、無名芸人にチャンスを与えようとさせるのだという。現在、レギュラー番組は「サンドウィッチマン芦田愛菜の博士ちゃん」(テレビ朝日系)、「THE突破ファイル」(日本テレビ系)、「バナナサンド」(TBS系)など計12本。性格もよく腕も確かなサンドの2人は、今後のレギュラー番組も芋づる式に激増しそうだ。

「日テレでは『24時間テレビ』の司会陣の一組として参加が内定したそうです。また、NHKでは新たなコント番組がスタート予定。テレ朝やフジでもサンド司会のバラエティーが7月に立ち上がる」(前出のキー局関係者)という情報もある。

 サンドウィッチマンの快進撃はどこまで続くのか。

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