女優・朝比奈順子さん67歳で死去 日活ロマンポルノで活躍
元タカラジェンヌで、数多くの日活ロマンポルノ作品で主演した女優、朝比奈順子(本名・越後亜紀子)さんが先月30日、多臓器不全のため東京都内の病院で亡くなっていたことが分かった。67歳だった。
東京都出身の朝比奈さんは1969年に宝塚音楽歌劇学校(現宝塚音楽学校)に入学。71年に宝塚歌劇団に入団し、72年に退団した。81年から数年間、日活ロマンポルノ作品「女教師のめざめ」「宇能鴻一郎の濡れて騎る」「 バックが大好き!」などに主演し、上品な美貌と抜群のスタイルで人気を博した。その後、映画「二代目はクリスチャン」(85年)、NHK大河ドラマ「春日局」(89年)や多くの2時間ドラマなどに出演した。生涯、独身だった。
本人の意向により、葬儀は近親者のみで行われた。お別れの会も行われない。