松山英樹マスターズ制覇で大盛況 芸能界ゴルフ王は誰だ?

公開日: 更新日:

 松山英樹(29)のマスターズ制覇に、芸能界も沸き返っている。渡辺謙、石黒賢、とんねるずらが祝福コメントを送ったとうれしそうに話し、プロを目指したことのある武井壮はSNSに「ゴルフ新時代の始まりだ!!」などと投稿した。

 芸能人のゴルフ好き、腕自慢は昔からで、小林旭、里見浩太朗ビートたけし渡辺裕之、小野ヤスシ、細川たかし、松崎しげる、野口五郎、栗田貫一、ISSAらがプロアマや「叙々苑カップ」などでラウンドする姿はワイドショーでもオンエアされたものだ。

 ところで、最近の腕自慢は誰なのか。スポーツ紙芸能デスクは言う。

「武井壮はプロ並みで知られ、ティーショットであの石川遼選手をオーバードライブしたこともありますね。『渡る世間』などのえなりかずきも3歳からゴルフをやっていて、スパルタで有名な坂田信弘プロの塾生でもありました。いまもゴルフ雑誌で連載を持つほど。ゴルゴ松本も年に80回もラウンドしたこともあるゴルフ好きです」

「お笑い界ビック3」はココリコ遠藤、カジサック、大西ライオン

 ある芸人はお笑い界のゴルフ巧者について、「ビッグ3はココリコ遠藤章造、カジサックこと梶原雄太、そして今やほとんどティーチングプロが仕事の大西ライオン。彼らは総じてベストスコア70前後、60台というツワモノ。ユーチューブのゴルフ企画も大人気です」。

 コロナ禍になって以来、芸能人が参加するゴルフ大会が大手を振って開かれることはなく、最新ランキングは分からないそうで、「石田純一が昨年感染した際、緊急事態宣言下にゴルフをしていたと取り沙汰されたのが、大きかったようです」(前出の芸能デスク)。

神田正輝は「相手のレベルに合わせてデッドヒート」

 だが、コロナ前までの逸話はたくさん残っている。

「なんといっても、凄かったのは神田正輝。後にも先にも彼以上はいないのでは」と、マスコミ関係者はこう続ける。

「もともとスポーツ万能ですが、ゴルフは特技と公言するだけあってプロ級の腕前で数々の大会で入賞しています。何より凄いのが、企業社長や重役とラウンドするときに相手のレベルに合わせて、デッドヒートを繰り広げること。サービス精神であり、最後は勝つのですけど、相手も喜んでまたプレーしたいと仕事をつくって地元に呼んだりしていた。腕前のみならず、結果的に仕事にもつなげてしまうのですから、そうそう真似はできないでしょう」

 ちなみに演歌界では五木ひろしも70台で回る腕前だが、「女性なら大月みやこさん。数々のコンペでベストグロス。ほぼパープレーヤーです」(音楽関係者)。

 芸能リポーターの城下尊之氏が言う。

「芸能人の皆さんは映画の撮影などで仕事を集中的に行う一方、平日に自由になる時間もある。その時間をつかって、徹底的に練習したりラウンドしたりできる。凝り性の人が多く、始めると徹底的に極めようと努力して、スコアなど結果が目に見えて出てくるところもいいようです。集中的にやるというのも皆さん得意で、ゴルフ向きなのかも知れません」

 コロナ禍の中でも健康的ということで流行しているゴルフ。松山フィーバーで芸能界のゴルフ熱も更にヒートアップしそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

  2. 2
    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

  3. 3
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4
    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  2. 7
    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

  3. 8
    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

  4. 9
    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

  5. 10
    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?

    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?