フジのバラエティー復活は「新しいカギ」がカギを握る
先月23日、フジテレビ系の新バラエティー「新しいカギ」(金曜20時)がスタートした。
このところ、人気の一角を占めるチョコレートプラネットやハナコ、お笑い第7世代の霜降り明星の3組をレギュラーにしたコント番組で、特番で話題になった「ぶっとび!飛美男くん」をはじめ、「ウーザーイーツ」「サカガミくんとオオタくん」といったエグいクセのあるキャラクターが目白押し。
SNSでも「めちゃイケ」「はねるのトびら」を思い出すといった、お笑いのファンにとって待ちに待ったコント番組の誕生という喜びの声も飛び交った。
残念ながら「初回2時間SP」の視聴率は4.7%と爆死したが、不運だったのはこの日、裏番組「かりそめ天国」(テレビ朝日系)で有吉弘行と夏目三久が入籍後、初共演し、そちらに注目が集まってしまったのが一因だろう。「かりそめ」は16.3%だった。
「完全に出はなをくじかれた感じですが、ドリフターズがやっていたような懐かしいコントから、スマホアプリを使った英語の発音で競うゲームなど内容も盛りだくさん。本来なら第7世代だけでくくって新しさを前面に押し出してくるところ、芸達者なチョコプラを加えたことで、ネタの幅も格段と広がりました。初回を見る限り、チョコプラの2人が圧倒的に活躍していた気がします。いずれにしてもまだスタートしたばかり。老若男女が楽しめるコント番組として期待したいですね」(テレビウオッチャー)