売れまくり岡田健史「独立ドロ沼裁判」で退社ドミノの予感

公開日: 更新日:

■「よくも悪くも個人商店」

「10人は行ってなくとも、退社は出ていますよ。スウィートパワーはよくも悪くも“個人商店”なんですよ。タレントをスカウトしたり、売り込む力はあるのですが、トップはワンマン。ヤリ手といわれますが、事務所全体のサイズが大きくなってきて、統制が利かなくなり、ほころびが出てきているんでしょう」

 折しも芸能界はタレントの退所&独立ラッシュ。同事務所でも、20年7月に南沢奈央が退所したのに続き、ことし3月には元KARAの知英(ジヨン)が、4月には高杉真宙が退所している。芸能ジャーナリストの城下尊之氏はこう解説する。

「退所の話し合いがまとまらず、仮処分申請まで行くのは極めて異例。たとえ契約解除の仮処分が認められたとしても事務所側が反訴することも考えられる。数年先まで仕事が決まっていた可能性は高いですから、それについてのギャラの配分など、話し合いがこじれた場合は、事務所側が損害賠償請求を起こす可能性も考えられます。事務所側に立ってみると、私がここまで売ってきて価値を高めたんだという気持ちが強いものですが、それは昔の感覚で、それを含めて、タレントと話し合いながら、お互いに納得しながら仕事をすすめていく必要があります。いずれにせよ、トラブルは長引きそうです」

 スウィートパワーには、黒木メイサ桐谷美玲内山理名らも所属。他のタレントにも飛び火して“退社ドミノ”の予感だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  2. 2

    絶対守護神マルティネス「巨人入り」急浮上の舞台裏…米敏腕記者が「2年24億円で合意間近」と

  3. 3

    フジテレビが2番組を終了させダウンタウン松本人志に「NO」を突き付けたワケ…日テレとは異なる対応

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  5. 5

    米倉涼子「ドクターX」興収30億円でも満島ひかりが阻む"興収女王"の座…期待値の高さから落胆の声も

  1. 6

    立花孝志氏が大阪・泉大津市長選で惨敗…有権者の投票行動を後押しした「お笑いみたいな噂」

  2. 7

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 8

    安倍昭恵氏が石破外交“切り札”に? 米トランプ次期大統領との会談模索に「私人」を担ぎ出す情けなさ

  4. 9

    安倍昭恵さん×トランプ夫妻「夕食会」の舞台裏…永田町で飛び交う臆測と“パイプ役”の名前

  5. 10

    M-1グランプリ審査員は“完璧な布陣”…ますます高まる「松本人志不要論」