光浦靖子と大久保佳代子に共通する“寄り道人生” 高学歴をことさら強調しない賢さ
■共通するのは寄り道人生
小学校からの付き合いである同い年の大久保佳代子(50)と、1992年にお笑いコンビ「オアシズ」を結成。光浦が「とぶくすり」「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)といったお笑い番組に出演する一方で、大久保はOLとしても勤務(99年に「めちゃイケ」に出演)。90年代、他の芸人からの“ブスいじり”で存在感を示し、女芸人のモデルケースの1つとして、森三中などの後輩芸人が続いた。昨今はブスを武器に笑いが取りづらくなっているが、光浦自身も当時のことを男性社会だからこそできたことと振り返っている。
来年で30周年を迎える2人だが、大久保はバラエティー番組だけでなく、ドラマや映画、舞台で女優としても活躍の幅を広げるなど、お互いがそれぞれの持ち味を生かして活躍を続けている。
そして、光浦が東京外国語大学外国語学部インドネシア語学科卒業。大久保が千葉大学文学部文学科卒業と、ともに国立大学出身の高学歴女芸人としても知られている。ズケズケ本音で切り込む肉食キャラの大久保は、幼少期に書道やそろばんに打ち込み、ハードな受験勉強をこなすなど、実は、コツコツまじめに取り組むタイプだという。