コロナ禍で吉本興業“一人勝ち”が進むワケ 番組外収入にも強み

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 コロナ禍で大きな影響を受けているエンタメ業界。コンサートや舞台は依然として入場制限が行われるなど、収入面の打撃は大きい。

「この1年、芸能プロダクションは大きなダメージを受けました。大手といわれるアミューズやレプロなども、地方や家賃が低額な場所に事務所を移転するケースが出てきています。また、タレントとマネジャーをセットで“独立”させる、体のいいリストラも行われていますね」(ワイドショー関係者)

 そんな中、吉本興業が気を吐いている。今やテレビをつければ、バラエティーだけでなく、スポーツや情報番組にまで、まんべんなく所属芸人たちを出演させている。

「ひとつはユーチューブなどで活躍している芸人さんが多いということ。人気ユーチューバーのHIKAKINらが所属するUUUMと業務提携し、そのノウハウをいち早く取り入れた。その結果、かまいたちや霜降り明星なかやまきんに君ら、登録者数100万人を超える芸人がゴロゴロいますからね。また、渡辺直美はインスタのフォロワー数が950万人を超えている。とにかく、SNSに強い事務所という印象です」(バラエティー番組関係者)

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