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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

杉咲花と成田凌の現在地…NHK朝ドラ「おちょやん」以降、2人の明暗はっきり

公開日: 更新日:

 5月14日に幕を閉じたNHK連続テレビ小説「おちょやん」。“歴代の朝ドラでも5本の指に入るほどのクオリティーの高さ”と絶賛されたが、ヒロイン役を務めた杉咲花(23)の快進撃が止まらない。「おちょやん」終了後、間髪を入れず、映画「99.9―刑事専門弁護士―THE MOVIE」の撮影に参加。この映画は松本潤(37)が、嵐の活動休止後初めてとなるメモリアル作品で、今冬に公開される。

 さらに杉咲は10月期にスタートする日本テレビ系の連続ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」で、“色がうっすら分かる程度の弱視の盲学校生徒”を演じる。

「朝ドラ後初の出演を決めるにあたり、事務所は杉咲にじっくりと企画書とドラマの概要を吟味させたようです。本人が熟慮した上で、この弱視の高校生が主人公のドラマを選択したそうです」(芸能プロ関係者)

 芸能界の通例では、これまで積極的にキャスティングしてくれたテレビ局の作品に出演するケースが多い。杉咲の場合だと、フジテレビTBSとなるが、“作品本位”で日テレに決まったようだ。

「杉咲の女優としての強い意思は、『おちょやん』終了直後にフォロワー約95万人のインスタグラムを閉鎖したことからも分かります。先輩女優の高畑充希を見習って閉鎖したともいわれていますが、『芝居により一層集中していきたい』という覚悟の上で本人が決めた判断だったようです」(前出の芸能プロ関係者)

「おちょやん」の成功に浮かれることなく女優として地歩を固めたい……そんな杉咲の強い意思が伝わってくる。

成田凌は次の仕事が決まらない

 一方、杉咲の目覚ましい活躍ぶりとは対照的なのが、「おちょやん」で杉咲の夫役を演じた成田凌(27)だ。「凸版印刷」や「ピザーラ」「ジャンボ宝くじ」といったCMで活躍しているが、“情報解禁”前なのか、次の作品の具体的な話が聞こえてこない。

「ひよっこ」の竹内涼真(28)や「エール」の山崎育三郎(35)の例を改めて紹介するまでもなく、朝ドラヒロインの相手役は放送終了後、テレビの露出が急増する。ところが、成田の場合はさっぱりなのだ。

「成田さんにテレビから声が掛からないのは『週刊文春』が報じた女性関係の記事の影響ともっぱらです。スキャンダルを恐れてキャスティングの段階で企画が頓挫してしまうそうです」(テレビ関係者)

 週刊文春によれば、成田のマンションには複数の女性が出入りしていたと思われる大量の“置き歯ブラシ”があり、その中には二階堂ふみ(26)が定期的に使用するお泊まりセットもあったという。もっとも、成田の仕事が決まらないのは、女性関係だけが理由ではなさそうだ。前出の芸能プロ関係者が言う。

「成田さんは女癖の悪さの前に、共演者の評判がイマイチなんです。スタッフに挨拶をしないとか、共演者にぞんざいな態度をとるとか。少し前に間宮祥太朗と“口も利かなかった仲だけど、今では大親友”なんて話もありました。1カ月以上も無視をしていたのは成田の方だといいますから、そんな話がアチコチに転がっているのでしょう」

「おちょやん」で幅広い演技力を身につけたともいわれる成田だが、今のところ、杉咲とは埋めがたい差がついていると言わざるを得ない。

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