著者のコラム一覧
平野悠「ロフト」創業者

1944年8月10日、東京都生まれ。71年の「烏山ロフト」を皮切りに西荻、荻窪、下北沢、新宿にロフトをオープン。95年に世界初のトークライブ「ロフトプラスワン」を創設した。6月、ピースボート世界一周航海で経験した「身も心も焦がすような恋」(平野氏)を描いた「セルロイドの海」(世界書院)を刊行。作家デビューを果たした。

シーナ&ロケッツの初ライブでのバンド名は「鮎川誠&ザ・ミラクルメン」だった

公開日: 更新日:

 スポーツ観戦好きのあたしゃ「一日中オリンピックを見ている」。世界のトップアスリートが時差なしのライブで見られる。もう一生ないだろう。ストレートにうれしく思っている。開会式でジョン・レノンの「イマジン」が流れた。すると識者が「現実を覆い隠すために使われた」と言った。保守的なスポーツの祭典で「イマジンは画期的なことでは?」と思ったものだが、まぁ~イチャモンを付けようと思ったらいくらでも付けられる。さて大好きなサッカーがメダルを取れるように応援するか。「シーナ&ロケッツ」のリーダー鮎川誠さんと久しぶりに会った。1948年5月生まれの73歳。まだまだ現役のロッカーである。

  ◇  ◇  ◇

  1974年にオープンした荻窪ロフトや1976年オープンの新宿ロフトに「サンハウス」の一員としてライブをやっています。

「新宿ロフトは1977年の冬(12月3日)にやったね。真ん中に潜水艦が置いてあった。その前に荻窪でもやった(1976年2月)。荻窪ロフトは、喫茶店にアンプを詰め込んだようなところで……。新宿には立派なステージがあった」  

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