郷ひろみ“前期高齢者”でも超元気の秘訣 歌手デビュー50周年で555曲サブスク解禁
この窮地から脱却すべく、ラテンのスター、リッキー・マーティンのヒット曲をカバーして歌ったのが「GOLDFINGER'99」。「言えないよ」などの大人のバラード路線から百八十度転換してヒットにつなげた。
「開き直り、カラ元気、やけくそ気味などとも評されましたけど、自らをリニューアルさせ、さらに、かつて噂になった松田聖子にデュエット曲を持ちかけるなど攻めに攻めた。そうやって窮地を乗り越えたとき、日本での芸能活動を休止して米国に渡ったのです。そこでのボイトレやダンスのレッスンが今につながっている」(前出の芸能デスク)
私生活でも攻めていたのだろう、このころ「交際していたニューヨーク在住の投資家の娘」との結婚を発表、そして、またしても離婚。
さらに元タレント徳武利奈と3度目となる結婚をし、双子の男児が2014年に誕生している。イケイケドンドン路線は、そうせざるを得なかったところもあるのかもしれない。
「還暦になり、徐々にスローダウンとか、集大成を目指すのではなく、『黄金の60代』を目指すとエッセー集などで宣言。生涯最高の10年間にすべく、一番好きなものとして、酒を絶った。それまで飲みまくってきたのでしょう、ワインは断酒後も随時購入していて、ボトルとラベルを見ればどんな香りでどんな味わいか分かるのだそうです」(出版関係者)