未知やすえ 新喜劇の“キレ芸”マドンナは不良少女役がきっかけ
稽古でもどんどん「こうした方がええんちゃうかな」「こっちでやってみたら」とたくさんアイデアを出してくれました。
朝のワイドショーで生コントをやる時には必ず参加してもらい、スケジュールの取れない時は“キレ芸”部分を事前収録して生放送に組み込んだり、「えーちゃんなくして本多のコントはない」と言われるぐらい助けてもらいました。
私の知る限り、「えーちゃん」の悪口や批判めいたことは一度も聞いたことがなく、また「えーちゃん」からも聞いたことがありません。ふだんは後輩の面倒見もよく、物静かな部分と「ガハハハッ」と大笑いする天真らんまんさが同居しているステキな女芸人です。9月から新喜劇ではないお芝居にも挑戦されますが、どこに行っても愛されることでしょう。
ベテランの域に入ってきましたが、まだまだお客さんはその“キレ芸”を待っています。ますますパワーアップして新喜劇の舞台ではじけてもらいたいと思います。