フジテレビ覚醒か 制作費10億円「FNSラフ&ミュージック」で見つけた“鉱脈”
しかし、肝心の番組視聴率は期待を大いに裏切る結果に終わったのだ。世帯平均視聴率は28日が8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、29日が9.2%。
「フジがライバル視している日テレの『24時間テレビ』は世帯視聴率12%。せめて2桁にもっていかないと吉本が黙っていませんよ」(芸能プロ関係者)
そんなフジテレビだが、今回の放送で“ある金脈”を見つけたという。
「生電話でゲストを呼んだところの視聴率分計が10~18%近くに大きく上振れしているんです。まさにタモリが司会を務めていた『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングコーナーの再来です。生電話コーナーは、建前はガチンコです。気をよくした関係者はすでに来年8月に向け、サプライズゲストなどの企画案が出ています」(番組関係者)
さらに驚くのはこの同番組スタッフが皆、若いことだという。
「全員40歳以下。編成担当は30歳以下です。一癖も二癖もある番組を作るべく、若い力で、いまから準備を始めるそうです」(前出の編成関係者)
フジテレビ覚醒か――。視聴率的には今年は惨敗だったが、新たな鉱脈発掘で、来年こそリベンジを果たせるかもしれない。