フジテレビ覚醒か 制作費10億円「FNSラフ&ミュージック」で見つけた“鉱脈”
視聴率不振や女子アナのステマ騒動に揺れるフジテレビが珍しくテレビ界の注目を集めている。8月28日、29日と2夜連続で放送した「FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~」を来年も再び放送することを早々に決断したという。
「同番組は総合司会に今年4月に入社した小山内鈴奈、小室瑛莉子、竹俣紅ら3人の新人女子アナを抜擢し、ダウンタウンの松本人志、中居正広、ナイティナインがMCを務めたばかりか番組アシスタントに千鳥、アンタッチャブルという超豪華キャスティング。まさに吉本興業全面協力により、実現した布陣です」(編成関係者)
なかでも話題を集めたのが視聴率ナンバーワンだった往年のフジテレビを彷彿させる演出だった。
「第1夜には長年にわたり“共演NG”と囁かれていた松本と爆笑問題の太田光が共演した。さらに第1夜に生電話でブッキングした笑福亭鶴瓶、山田孝之、本田翼、内村光良という大物ゲストが2日目にスタジオに駆けつけた。そもそも『FNSラフ&ミュージック~』はコロナを理由に放送休止となった『FNS27時間テレビ』の代替番組。まさにフジが社運を賭けたと言っても過言ではない大型番組で、制作費も10億円を投入しているようだ」(前出の編成関係者)